代表メッセージ
人間主義で、日本の復興と発展をめざします
最初に、「東北地方太平洋沖地震」でお亡くなりになられた多くの方々の御冥福をお祈りしますとともに、被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
コミュニケーションと関わり合いを大切にしております当社といたしましては、地震と津波が奪ったのは、人命や家財だけでなく、家族の団欒、親しい人々との絆、地域や、それぞれの人生の中で育まれた尊い関係をも、失われたことに思いを馳せ、胸が痛くなります。
しかしながら、千年に一度とも言われるこの大災害の中で、今まさに、声を掛け合い、励ましあい、助け合い、この難局を乗り越えて行こうとされている方々の生き様に、敬意を表しますとともに、「家族の希望」、「社会の希望」、「日本の希望」を持って頑張っておられる皆様と一緒に、立ち上がる思いであります。
第10期に向けて、飛躍への助走
お蔭様をもちまして、ディー・クルー・テクノロジーズ株式会社は、世界的な厳しい経済環境の中で、本年6月で9年目を迎え、節目の10年を目前にするところまで来ることができました。これもひとえに、顧客様、そして、パートナーの皆様方のご愛顧とご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
本当に有り難うございます。
前期第8期では、量産事業も順調に成長し当社のコア技術である、RFを含むアナログ技術、ファームウェア技術、システム技術の、三つの技術を融合した設計開発事業と並ぶ柱となりました。
この第9期でも、無線通信、センサーネットワークなどの高度な基本技術と、ハードからソフトまでを融合した総合的なシステム開発力で、顧客様やパートナー様との強い信頼関係のもと、環境、医療、農業、工業と、幅を広げつつ、誠心誠意、顧客様の新製品開発に貢献させていただく所存でございます。
特に環境エレクトロニクス分野は、人間を大切にし、生命を尊ぶ、当社の基本精神に根ざすものでございますので、引き続き、最重要課題と位置づけ、邁進してまいります。
また、下半期においては、当社が先鞭をつけ、今や脚光を浴びつつあるマルチバンド信号増幅器を、いよいよ市場に投入いたします。すでに、世界的な協業への確かな手ごたえを感じております。第10期には、量産分野に続く第三の柱とするべく、積極的に推進してまいります。
謙虚な気持ちと強い意志をもって
私たちディー・クルー・テクノロジーズは小さな存在ではありますが、創業以来、お蔭様と感謝の意識のもと、こころのこもった日本のモノづくり、人々に感動を与えるモノづくりを通して、人にやさしく、人を大切にする社会の建設をめざしてまいりました。科学万能主義、経済至上主義という偏った考え方が、今や、地球環境を蝕み、生命軽視の風潮を生んでいる中で、「地球人」という実感、「私たちは地球に生かされている」という思いが、根底にございます。様々な人々が営む社会の中では、他者への配慮や、自己の欲望のコントロールが生まれてくることが、重要であると考えております。
当社の社名であります、ディー・クルー(D-CLUE)のDは、Design、Dream、 Development、Dynamic等の語句を表しています。Clueは解決の手がかり、糸口、繋ぐといった意味があり、社名には「設計、開発の手がかり、糸口となり、顧客様とともに目標(夢)に向かってダイナミックに活動していく」との決意が込められています。
感謝の気持ちを常に忘れず、感謝の気持ちを情熱に変え、行動力の源にして、より多くの方々に感動と勇気を感じていただける会社づくりに努めております。会社といっても、その本質は、人であり、人と人との繋がりであり、生命と生命の連携であると考えています。
そこには、驕りがあってはなりません。
ですから、当社では、「教育」ではなく、「共育」と申しております。社員一人ひとりが互いを認め合い、共に成長しながら、本質の仕事をして行けるよう、コミュニケーションと関わり合いを基にした組織作りを行うとともに、「生涯青春・終身雇用マイスター(匠)制度」を設けております。
社員一人ひとりが、生涯、その能力と時間を本質で使い、活き活きと挑戦し続け、共感による、人と命の繋がり、絆、連携を大切にして行きながら、会社は、社員一人ひとりが本質の価値創造をするための、「土壌」であり続けたい、そう考えます。
そして、最初は小さくとも、私たち一人ひとりの行動が、大きな繋がりとなって、社会を変えて行くことを固く信じて、強く生きて行きたいと思っております。
最後になりますが、当社は、明確な目的観のもと、困難の中に感謝と悦びを見出し、さらに、感謝の心を情熱に変え、挑戦の心に変えて、人にやさしく、人を大切にする社会の建設をめざしています。
今期も、社員一同、日々臆することなく、驕ることなく、顧客様の頼れるパートナーを目指すとともに、日本の復興と発展に全力を尽くしてまいる所存でございますので、なお一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
2011年06月01日


















